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就労ソーシャルスキルトレーニング(就労SST)

更新日:2021年9月26日



仕事とコミュニケーション

会社や事業所は組織ですから、一人きりで働く職場というものは殆どありません。仮にリモートワークや在宅勤務をしている場合でも、一人で働いているわけではなく、あくまで組織の一員として働いています。


組織で働く上で必要不可欠なものがコミュニケーションです。皆が連携して働くためにはコミュニケーションが欠かせません。しかし、世の中にはあまり社交的でない人もいますし、人間関係で嫌な思いをした経験のある人は、コミュニケーションに苦手意識を持つ場合もあるでしょう。


また、職場でのコミュニケーションは報告、連絡、相談(略してホウレンソウ)などと言われますが、日常会話とは少し違います。友人や家族との会話では問題が無くても、職場で上司、同僚、部下とコミュニケーションを取ることが苦手という人も沢山います。たとえ、コミュニケーションが苦手ではないとしても、人間関係にストレスを感じることはあります。むしろ、人間関係のストレスが全くない職場は少ないでしょう。


こうしたことを考えますと、職場で働くためには、対人関係のスキルを磨く必要があります。


ソーシャルスキルトレーニング

コミュニケーション能力や対人関係のスキルは練習で身に着けることができます。この練習は、ソーシャルスキルトレーニング(SST)と呼ばれ、様々な施設で実践されています。


就労移行支援事業所「ラボ・ラーレ」では、働く人のためのソーシャルスキルトレーニングを実施しており、私たちは就労SSTと呼んでいます。ここでは、スタッフの指導の下に、職場で求められるコミュニケーションを練習しています。



特に、職場の中に機嫌の悪い人がいたらどうするか、他人にミスを指摘されたときにどうするか、など、少し緊迫する場面での対処法をロールプレイを用いて実践的に学ぶプログラムを取り入れています。


職場での緊張する場面や、人間関係のストレスをうまくかわして、自分の精神状態を乱さず、自分を保てれば、精神疾患の悪化を防ぐことができます。精神疾患を抱えながら働くためにも、ソーシャルスキルトレーニングはとても大事になります。



就労ソーシャルスキルトレーニングは週1日、1回2時間(休憩15分)で実施しています。


ラボ・ラーレでは、この他にも様々な講義や練習により精神疾患を持つ方が上手に働くためのスキル向上のお手伝いをさせて頂いております。ご不明な点がございましたら、いつでもお問い合わせください。



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